レナパパさん UP しました。
懐かしい記事です。 2011年 7月17日
何か難しいタイトルです。
うまく説明しきれるか頑張ってみたいと思います。
触媒器、とてもいいものなのですが、機構がどうしても複雑になり、火室の真上にあるため、
一番高温にさらされる場所です。
高温=膨張
膨張の幅が大きいのがインナートップです。
旧型モデルまでは下の赤丸の部分、切り込みが入ってません。
故に膨張による膨らみがインナートップを歪ませて最後にはダンパーの開閉困難、
バッフル周辺の歪などから溶融による触媒周辺の脱落などが聞いたことがあります。
そこでピンク部分が切断されて独立しています。
この隙間が圧力の逃げになります。
新品時にはガスケット、鋳物の精度が良好なので問題がないのですが、
ダンパーの開閉を繰り返していると、
ピンクの部分が少しがたが出ます。
それにより、赤とダンパーの接点に隙間が出来てそこから火室の最も高温の熱が抜けていきます。
バッフルを通過するならばエアーディストリビューターで空気にさらされて、空気による温度の低下、
その後触媒を通過して燃焼になっていきます。
ピンクの上の横のラインと赤のところから熱が漏れることにより、
インナートップを部分的に高温の場所を作ってしまいます。
どうも変形の理由がこの辺らしいです。
そこで赤部分のガスケットは毎年交換。
それと、ピンクを下から支えているのが、ココと書いてるパーツです。
1cm×2cm程度の小さいパーツです。(拡大してみてください)
画像のような感じで、火室側からボルトで抑えてます。
下から支えているので、どうしても下側にそるように変形してしまいます。
叩いてまげをのばすと折れてしまいます。(焼きが入っているため)
新品に変え取り付けるとピンクのがたがなくなります。
赤ガスケット+小さなステーこれを毎年変えるとインナートップは飛躍的に長持ちするそうです。
(長めのボルトで古いステーと二枚重ねで強度を持たせて止めるつわものもいるそうです。)
最後にステン触媒です。
800℃に上げないように使えば9年は使えるそうです。
ステンは曲がりやすくて、たとえ曲げ、欠けがあっても性能の低下は少ないそうです。
どうしたら800℃を抑えることができる??
危険な温度に上がってしまったら、
エアーディストリビューターのダイヤルを全開にして、
空気の温度で冷やしてくださいと言われました。
うまく使って9年以上持たせたいですー
とにかくインナートップをを壊すと部材だけで10万コースらしいです。
火室の温度を高温にしすぎないのと、
触媒回りのパーツ交換でほとんど壊れないようです。
簡単なメンテで高性能を持続できる触媒機を次は使ってみたいです。
私の好きなセコイアは、アメリカでは絶版ですって、、、
なんでも製造コストがかかりすぎるみたいで日本向けしか作ってないようです。
長くなってしまいましたが、下手な私の説明でした、、、、、。
確かに下手な説明でしたが、なんとなくわかっていただけたでしょうか?? レナパパさん。
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